クロスバイク改良2 選んだ部品を並べて組み立て

注文していた部品達が揃ったので組み立てていく。

 

悩まされたが実質的に一択だったリヤホイールはcycledesign製。

 

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cycledesignの補修用ホイール OLD:135mm

クロスバイクのリヤエンド幅135mmに使えるホイールというのがほとんど売ってない。

重量やデザインには目をつぶるしかなさそうだ。

メーカー公式情報では1255g。

情報が少なかったのでリムテープを別で買ってしまったが、装着済みだった。

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リムテープ、 QL付き

あと到着時点でハブの回転がやたら抵抗あってゴロつく感じだったので不安になって一度バラしてベアリングの状態を確認、組み直したらマトモになった。

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cycledesign made in Taiwan

さすがに新品なのでグリス等は綺麗だったが玉押しが必要以上に締め付けられていたんだろう。

台湾製。。。

 

タイヤは街乗りメインでちょっとした未舗装路くらいなら平気そう、それでいてお手頃な(欲張り) SERFAS VIDA HYBRID 700x32Cにした。

 

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SERFAS VIDA HYBRID 700x32C

タイヤはかなり多くの選択肢があるため迷ったが、決め手はこのSERFASがFELTと同じくカリフォルニアのメーカーだということ。

フレームとタイヤをホームタウンで統一。なんとなく気持ちいい。知らんがな。

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SERFAS タグ

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タイヤ計量

メーカーHP参考値475g、商品タグ488gのところ、実測480gだった。

 

チューブはTIOGAにした。

 

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チューブはTIOGA

このタイヤサイズでもっともコスパが良いであろう、且つ信頼性も高そうだったので。

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チューブ計量

重量はメーカーHPでは120gのところ実測125g。

 

そしてこれらを組み付ける。

かなり久しぶりにやったけどなんとかトラブルなくクリア。

念の為チューブは3本買っておいたけど1本は予備として保管。

 

そして他の部品を広げてみる。

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コンポーネント

なかなか壮観。

自転車を組むぞって感じがする。

 

あれこれ考えたがリヤは思い切って10速にした。

リヤホイールが無いということはつまりスプロケットも買わないといけないわけで、しかももともと付いてたシフターは7速用だったのでどうせならアップグレードしようと。

安くあげるには8速で済ませるという選択肢や、更に振り切って11速化もできるみたいだけどそれだとTiagraクラスのコンポになって車体に不釣り合いなのと何よりプライシー。

なのでその間を取った形になった。

 

リヤディレイラーシマノRD-M6000-SGS

 

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リヤディレイラー計量

リヤディレイラー単体で326g

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もともと付いてたRD計量

もともとのRD-M310は311g

新しいものよりコンパクトなので軽量なんだろう。

 

シフターはシマノSL-M6000

 

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シフター計量

シフター単体で150g

もともとのレバーはブレーキと一緒になってるデュアルコントロールタイプだったが、こっちの方が見た目がすっきりしてる。

 

カセットスプロケットはCS-HG50-10 11-36T

 

数ある10速のスプロケットの中からワイドレシオのこちらを選択。

いずれBBをホローテック化+フロントシングル化を企てているのでリヤの変速のみで柔軟に対応できるように、と。

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10速 カセット計量

CS単体で378g

ホイールに組み付けてみるとなかなか様になる。

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ホイールにカセット組み付け

チェーンはシマノCN-HG54 10s対応

 

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チェーンの向き指定

こちらは向きの指定があった。

この間のは間違ったかなと思ってたけど、この指定は無かったから結果的に間違ってなかったか。

 

それでは部品を組み付けていく。

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RDとか組み付けていく

ディレイラー、シフター、ホイール+タイヤ、ブレーキシューと順調にいって

一つトラブル発生。

いずれハンドルも交換かなということで、右のブレーキレバーをケチって買わなかった。

もともとのデュアルレバーをブレーキレバーとして使い、その横に今回買ったシフターを並べて付ければいいやと思ってたら、ハンドルバーの細くなってる範囲が足りなくて作戦失敗。

急遽折りたたみの方から借用することに。

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借りてきたBLと新しいシフター

それでブレーキの調整、ディレイラーの調整と初めてのことだったがなんとかできた。

ディレイラーの調整はネット上の諸先輩型の情報も結構見たが、最終的にはシマノのマニュアル通りにやるのが一番うまくいった。さすが世界のシマノ

 

シートポストを付ける前に、抜く時違和感のあった内側を見るとバリが立っていた。

これをペーパーがけしてならしておく。

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ペーパーがけ

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シートポストのキズの原因を潰す

そんなこんなでひとまず完成。

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完成図1

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完成図2

我が家へやってきた時には無惨な姿であったが息を吹き返したようだ。

とりあえず整備して乗ってみる、というよりはオーバーホールやレストアに近い風情となってしまったが。

車重はこの状態(ペダル、スタンド込み)で12kgであった。

やはり結構な重さになってしまった。

 

とりあえずここまでの費用をまとめてみる。

ベース車体 ¥6700

リヤホイール Cycledesign ¥9163

タイヤ SERFAS VIDA HYBRID 700x32C ¥2711 x2

チューブ TIOGA ¥673 x2

リヤディレイラー シマノRD-M6000-SGS ¥6314

シフター シマノSL-M6000 ¥2836

カセットスプロケット シマノCS-HG50-10 11-36T ¥3673

カセットのスペーサー t:1mm ¥280

チェーン シマノCN-HG54 ¥2162

ミッシングリンク KMC ¥985 (2組セットなので¥493として計算)

ブレーキシュー 2ペア ¥660

リムテープ シュワルベ ¥300 (要らなかったけど他に使う予定もないので)

 

合計 ¥39349

 

よ、4まんえん。

 

ベンチマークとして

GIANT ESCAPE R3 は11kg未満 5万円台

GIANT CROSTER は10kg未満 6万円台

GIOS MISTRAL は約11kg 5万円台

 

リヤ10速の優位性があるとはいえ

このへんのベストセラーモデルと比較するとやはり見劣りする感が否めない。

カスタムを楽しむことやそれによって得られる教訓や経験に価値があるので単純にコストと性能での比較はできないのだが。

 

そんなことばかり言っていてもしょうがないのでとりあえず乗ってみよう。