折りたたみ自転車改良3 7速化
折りたたみ自転車を乗りやすくする。
今回はついに7速化に手を出す。
標準では6速ボスフリー Shimano MF-TZ20 14-28Tに、シフターはグリップタイプという、なんともステレオタイプ?なイケてない仕様だった。
6段変速であることはともかく、トップ14Tというのがどうにも気に入らなかった。
そこで用意したのがコチラ
台湾DNP製 ボスフリー 7S 11-28T
トップ11T、6速でも13Tとなりギヤ比の拡大を図る。
ただし、懸念される事がある。
本当にそのまま取り付けられるのか、ということ。
ネット上の数々の先人達がこの手法を実施しており、成功しているようだ。
しかしフレームの間に1枚分歯車が足され、なおかつ余裕がなければ空転しない。
更にはその後のチェーンラインの事など考え得る課題はある。
・・・考えていても始まらないのでやってみる。
(素人なので勇気を持ってトライアンドエラーするしかない)
結果。
やってみるものだ。
取り外す前の写真は撮り忘れにより画像比較できないが、印象として厳しそうだった。
でもうまくいったので、他の人もこんな感じだったのかな。
ボスフリー交換の際にはハブベアリングの清掃、グリスアップ、玉当たり調整をしておく。
そういえばボスフリー工具が無かったので新調した。
これは基本的には入れ替えるだけ。
アウターが長いので清掃・注油は丁寧にしておいた。
で、ディレイラー調整などして完成。
で、乗ってみるとこれはもう快適の一言。
小径車故、速度域の不満は諦めていた部分があったがそれが解消された。
しかしながらトップ(11T)で力一杯ペダリングすると、フレームがしなっているのを感じてちょっと合成が不安になる。
フレームからハンドルと自分の体が離れた位置にある事によるフラ付きやすさも不安要素の一つか。
さすがはVブレーキ、制動力は問題ないがそれ故についスピードを求めてしまう。
総じて、日常の足としてはかなりの完成度まで仕上がってきた感がある。
ポジションを見直したい気がするが、丁度良い部品が見つからないのが悲しいところ。
使ったお金
前回まで ¥22239
今回 7Sボスフリー ¥3580
ボスフリー工具 ¥314
7Sシフター ¥619
累計 ¥26752
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クロスバイク改良4 フロントシングル化
FELT VERZASPEEDの改良を進める。
まずは可能な範囲での軽量化ということでFDを外すなどして、なんちゃってフロントシングルにしてみる。
FD、インナーワイヤー、アウター等一式で195gの軽量化になったらしい。
フロントは48Tを使っている。
正直、ギア比的に38Tと28Tは必要なかった。
軽量化の効果は、、、あんまりわからん。
ただ、FDがなくなりスッキリして心情的には軽やかになった。
そうこうしていると注文してたブツが届いた。
PROWHEELというメーカーのクランクセットである。
クランクセット全て合わせて794g
クランク単品で679g
チェーンリング50Tで92g
これは軽量化が期待できる。
BBはこちらを使用。
さすがホローテック2規格、91gと軽い。
で、早速。
なにしろ質感が良い。
で、完成。
もとのクランクセットが1075g、BBが314gなので
単純計算で504gの軽量化。(実際にはボルトやFD一式などもあるのでもっと)
おまけにクランクという主軸部分の軽量化なので数値以上に軽くなったように感じる。
さらにホローテック2化したこともかなり効いてるように思う。
ベアリングがより外側に配置されたこと、クランク軸が太くなったことにより合成感が段違いである。
脚を回していて力が逃げてる感じがほとんど無くなった。
あとは50Tのチェーンリングでこれまでより大径化、巡航速度上昇に寄与。
肉抜きチェーンリングが1枚になったことで見た目もスッキリして良い。
フロントシングル化、いいじゃないか。
FIAT 14インチ折りたたみ自転車 2
友人の14インチ折りたたみ自転車の整備、カスタムを進める。
まずはパンクしていたチューブの交換と共にタイヤも変えてしまうことになった。
なんでも14インチの自転車では定番カスタムらしい、シュワルベのビッグアップルという極太タイヤにを履かせてみることに。
これによって若干の大径化と幅が太くなることで安定性、乗り心地の向上を図る。
なるほど、14インチという小径車の弱点を補うわけだ。
それならはじめから16インチとかにすればいいのでは、、、と思ったが口には出さないことにする。
1本329gだった。なかなか立派な重量である。
チューブは89g
で、組んだ。
サイドウォールの立体メーカーロゴとプリントが思いっきり被っている。
ぷっくりして可愛いということで良しとする。
それからハブの整備、玉当たり調整もする。
グリスや油汚れで手がベタベタになりながら一生懸命スマホで写真を撮ったので無理矢理アップした。
やっぱ作業しながら撮影するのは大変である。
玉当たりはキツめだったが気持ちよく回る程度まで緩めた。
そしてフレームを綺麗にする。
汚れを落とし、ワックスがけ、コーティング材で仕上げる。
やってる間はなんか艶がイマイチだな、とか思いながらやってたんだけど、このモデルのカラーリングはマットホワイトだったらしい。
そりゃ艶出ないよね。
とりあえず全部の部品を並べてみた。
なかなか壮観である。
こういうのやりたくなるよね。
気軽にできるサイズの部品達でよかった。
では組めるところから組んでいく。
いきなり気になったんだけどフォークとフレームの摺動部にベアリングがない。
このクラスだからなのか、結構一般的な構成なのか、良くわからん。
なんか樹脂製のベアリング代わり?らしいのでシリコングリス塗って組んだ。
それからこの三ヶ島製ペダルのクランクとの取り付けネジの裏側が六角穴が掘ってありレンチで回せるようになっていることにちょっと感動した。
さすが三ヶ島というところか。いや、ちゃんとしたメーカーのペダルはそういうものなのか?よく知らない。
とか言いながらとりあえず組み上げた。
これだけでも、なかなか見違えた。
折りたたんだ状態にするとやはりコンパクトだったのでホイールと並べてみた。
700cホイールの直径とほぼ変わらないかそれより若干小さいくらい。
さすがにこの製品の売りの部分だけはある。
そんでオーナーからの依頼でリング錠をつけることになった。
確かに普段の足として使うならあると便利なものだ。
しかし400gを超える重量がネックでスポーツバイクに取り付けるのは躊躇してしまう。
それからはじめはリヤに付けようかと思ったが調整の効く範囲ではリムとの干渉を避けられず、断念。
しかし前後の重量バランスの観点から前輪側につけた方がバランスが良くなったので結果的にこれで良いだろう。
それからオーナーが既に買ってあったクランクとシートポストの交換をする。
クランクは自分も使っているLiteproだった。
チェーンリングは45Tで、ギヤ比の拡大を図る。(標準は38T)
これに伴いチェーンも新調した。
クランク長が伸びたが、幸い不都合は起きなかった。
あわせて619gということで明らかな軽量化になる。
それからシートポストはMicroHERO製だった。
やぐら部分を含んで321gということでこちらも軽量化に寄与。
ただしオーナーは純正シートポストの長さが足りず適正なポジションを取れないことを改善したかったらしい。
このシートポストは純正より長いのでこの点は充足。
サクッと組み付けて完成。
散りかけの桜に間に合った。
桜のせいで主役が目立たない写真になってしまったが。
ちょっとだけ試乗してみた。
まず思ったのは14インチとかいうおもちゃみたいな自転車の割によく走るということ。
もともとの状態を知らないので比較はできないが、この状態なら日常のちょっとした移動には充分使えるだろう。
太くなったタイヤのおかげか、小径の割に安定感もある。
車体のコンパクトさゆえポジションが窮屈なのは及第点ではあるが。
それから一応、速度も計測(スマホアプリによる)。
巡航で22〜24km/hは可能
一瞬だけ最高32km/hに到達(追い風参考記録)
と、そこそこ優秀な動力性能だった。
シングルスピードでギヤ比を拡大したため上り坂は辛くなったことだろう、
しかしながら軽量コンパクトなため無理せず降りて押し歩きしても何ら苦ではない。
自分がオーナーならもう少しギヤ比を大きくして平地での快適さを優先するかも。
全て込みで車重は約9.2kgだった。
このモデルのカタログスペックでは8.5kgとなっている。
そこにリング錠を付け、タイヤ、ペダル等が主な重量増の要因か。
しかし軽量化した部分もあるので700gも増えたとは、、、疑問が残る。
それから気になったのが車体の上下の重量バランスの悪さである。
恐らく高い位置にくる部品(ハンドルまわり、サドル等)が重心の位置をかなり高くしてしまっているらしく、スタンドを立てて駐車しているときとても不安定だ。
停めてからハンドルの向きを調整したり何かに立てかけたりしないと長時間の駐車では簡単に倒れてしまうだろう。
この点は現状では如何ともし難いが、もともとこんなものなのだろうか。
FIAT 14インチ折りたたみ自転車 1
友人の折りたたみ自転車を預かって修理、メンテナンス、カスタムを行うことになった。
ベース車両はこちら
かつてFIATブランドを冠して販売されていた14インチ折りたたみ自転車AL-FDB140のようだ。
(現在はこの後継モデルにあたるものが販売されている。)
軽量、コンパクトが売りで変速は無しのDAHON OEM生産品らしい。
オーナーお気に入りのFIATエンブレム入りのサドル。
で、オーナーはいくつか不具合があって乗らなくなって放置していたらしい。
オーナーが訴える不具合は大きく3点
1.ブレーキ効かない
2.パンクしてる
3.こいでるとハンドルがガタつく
1はFブレーキの調整ネジが無くなっちゃってることが原因のようだ。
しかし、この部品って普通に使ってて無くなるものか?という疑問が拭い去れない。
とりあえず近所の自転車屋さんに偶然互換性のあるものが売ってたので取り付けて解決。¥350なり。
2はRタイヤがパンクしてた。これは修理かチューブ交換で対応する。Fタイヤは無事だった。とりあえず後回し。
3はハンドルポストとフォークの結合部分のボルトが緩んでいるのが原因だった。
10mmのHEXレンチで締めてサクッと修理完了。
いずれも直ぐに判断、対処できる内容だったが自転車に興味の無い人にはよくわからないらしい。とりあえず何か異常があれば乗らない方がいいよ。
続いて他のメンテもしてみよう。
まずは洗車。
洗剤を使って全体を洗い流す。
残念ながらこれまでも、そしてこの先もきっとこいつはこんな手入れをしてもらうことは無いのかもしれないな、などという考えがよぎったが黙っておく。
Rブレーキのバナナがサビサビだった。
次にバラしてみる。バラしたくなったので。
なんか全部ちっこいし、気になったので各部品を計量してみる。
フレームは1.5kg。小さい。アルミ製。
フォークは449g。小さい。
クランクは合わせて1086g。スチール製。152mmらしい。
ハンドルポストは779g。アルミ製だが伸縮式なので見た目の割になかなか重い。
ハンドルバーは194g、これはさすがに軽い。
ブレーキレバーは左右あわせて184g
グリップは左右合わせて159g
Vブレーキは166g。これはRのみ計量したが、Fも大して変わらないだろう。
BBは291g、スギノ製。
スタンドは188g
シートポストは339g
サドルは541g(やぐら付)。これはさすがに重い。
チェーンは246g
ペダルは左右合わせて485g。生意気にも三ヶ島の折りたたみ式が奢られている。
Fホイールは477g
Rホイールは674g。前後共小さい割に重いな、というのが率直なところ。
チューブは102g。KENDA製
タイヤは240g。KENDA製14x1.75だった。
そんなこんなで分解まで終了。
あとはオーナーと相談してどんな風に仕上げるのか決めて組み立てる。
折りたたみ自転車改良2 タイヤ交換
やっと注文していたタイヤが届いたので交換する。
選んだのはこちら
KENDA K1018 KRITERIUM 20x1.25 x2本
KENDA Japan HPでこの型番で調べると違う品物が表示されるので、日本国内では正規流通してないみたい。
232g/1本 と、なかなか軽量。
もともと履いていたタイヤは
F: KENDA 20x1.50 382g
R: Mitsuboshi 20x1.35 243g
だった。
前後とも軽量化になるが、後は11g程なのでほとんど変化はわからないかも。
チューブはどちらも20x1.50用だったがリムのバルブ穴が英/米用なのとパンク修理痕も無かったので、とりあえずこのまま使う。
後々更なる軽量化を求める場合はサイズに合ったものに変える。
それからせっかく外したホイールをメンテする。
とりあえず全体に汚れを拭き掃除して、ハブベアリングのメンテ。
玉当たりがキツかったんだろう、前後共回転が重く、ゴリゴリだった。
分解すると残念ながら錆びが出ていた。
可能な限り綺麗にしてグリスアップして玉当たりをやや弱めて組み立て。
で、車体に戻して完成。
試乗へ。
確かに動き出しが軽くなった。軽量化の効果だろう。
大した距離を乗ってないので断言はできないが、巡航が速くなったとか楽になったとかはさほど感じられなかった。
よって巡航速度はほとんど変わらず、最高速度がわずかに伸びた程度。
あとは前後共幅が細くなり空気圧を高めたが、不快な振動が増えた印象はない。
やや華奢に感じるが実測でタイヤ幅は31.6mm程なので、極端に段差に気を遣うようなこともなかった。
単純に劣化していたタイヤの交換という意味でも軽量化という意味でも充分に効果があったと思う。
使ったお金
前回まで ¥19837
今回 タイヤx2本 ¥2402
累計 ¥22239
素の状態より結構良くなったが、やはりポジションとギヤ比をなんとかしたくなる。
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クロスバイク改良3 試乗と所感
組み上がったFELT VERZASPEED50を試乗してみた。
まずはどんなもんかと、サドル低め、ハンドルバーはそのまんまの控えめポジションで乗ってみた。
率直に言って、遅い。
いくら車重12kgとはいえ700cのスポーツバイクってこんなに遅いの?って感じだった。
20インチの折りたたみの方が速いんじゃないかというほど。
これはイカン、ということでポジションを見直した。
サドルを上げ、ステムの向きを反転。
アップライトなポジションから軽く前傾気味のポジションへ。
良かった、結構まともに走るようになった。
とりあえず平地無風でだいたい23〜25km/hくらいは維持できる。
ほんの数秒だけど瞬間最高速は39km/hまで到達。
ポジションは大切。
それからタイヤの太さとちょっとしたブロックのおかげで走る路面を選ばない。
ガキの頃は一般的な軽快車で田舎道や砂利道、河原なんかもなーんも考えずに走り回ってたけど、このタイヤならそれ以上に無理が効く気がする。
やはりスポーツバイクならではの高めの空気圧が効いてるし、それでいてさほど不快な振動も覚えない。
そして予想外だったのだが標準装着と思われるTEKTROのブレーキがやたらよく効くこと。
シューは新品だがノーブランドの安物。それでもレバーをギュッと握ると簡単にロックする。
しかしながら絶対的な重さとタイヤの抵抗のせいか速度維持が難しく、距離と時間は伸びない。
おまけに失敗だったかなと思ったのはワイドレシオのスプロケットのせいでギヤ比の微調整が効かないこと。
ちょっとだけ軽くしたいなーと思って1段下げると思ったより軽くなってしまい、脚をたくさん回すことになる。
スピードを上げたいときには1段上げると急に負担が大きくなって脚が回せなくなり、結果あまりスピードは伸びない。
これなら欲張って10速化なんかせず8速または7速のまましばらく運用してみても良かったかも。。。無念、経験値不足。
あとBBのせいかクランクのせいか回しても回しても力が逃げてる気がする。
良くも悪くもこれはフィットネスバイクという表現が合っていると思う。
車重もあるしスポーツバイクとしての限界は高くはなさそうだ。
満足できない自分は、自分で思ってたよりももっとスポーティな自転車を求めていたらしい。
とりあえず見た目は結構気に入ってるのでそこは満足。
今のところ、思い通りだったところよりそうはいかなかったところの方が多く歯痒さを覚えている。
しかし今回がほとんど初めての自転車のカスタム?チューニング?なので素人らしく勉強と捉え、経験値を稼ごう。
(そもそもスポーツバイクがどうこうと言えるほど自転車乗りではない。)
もう少しポジションについて試行錯誤したり、他の改善点について考察しながら運用してみたいと思う。
クロスバイク改良2 選んだ部品を並べて組み立て
注文していた部品達が揃ったので組み立てていく。
悩まされたが実質的に一択だったリヤホイールはcycledesign製。
クロスバイクのリヤエンド幅135mmに使えるホイールというのがほとんど売ってない。
重量やデザインには目をつぶるしかなさそうだ。
メーカー公式情報では1255g。
情報が少なかったのでリムテープを別で買ってしまったが、装着済みだった。
あと到着時点でハブの回転がやたら抵抗あってゴロつく感じだったので不安になって一度バラしてベアリングの状態を確認、組み直したらマトモになった。
さすがに新品なのでグリス等は綺麗だったが玉押しが必要以上に締め付けられていたんだろう。
台湾製。。。
タイヤは街乗りメインでちょっとした未舗装路くらいなら平気そう、それでいてお手頃な(欲張り) SERFAS VIDA HYBRID 700x32Cにした。
タイヤはかなり多くの選択肢があるため迷ったが、決め手はこのSERFASがFELTと同じくカリフォルニアのメーカーだということ。
フレームとタイヤをホームタウンで統一。なんとなく気持ちいい。知らんがな。
メーカーHP参考値475g、商品タグ488gのところ、実測480gだった。
チューブはTIOGAにした。
このタイヤサイズでもっともコスパが良いであろう、且つ信頼性も高そうだったので。
重量はメーカーHPでは120gのところ実測125g。
そしてこれらを組み付ける。
かなり久しぶりにやったけどなんとかトラブルなくクリア。
念の為チューブは3本買っておいたけど1本は予備として保管。
そして他の部品を広げてみる。
なかなか壮観。
自転車を組むぞって感じがする。
あれこれ考えたがリヤは思い切って10速にした。
リヤホイールが無いということはつまりスプロケットも買わないといけないわけで、しかももともと付いてたシフターは7速用だったのでどうせならアップグレードしようと。
安くあげるには8速で済ませるという選択肢や、更に振り切って11速化もできるみたいだけどそれだとTiagraクラスのコンポになって車体に不釣り合いなのと何よりプライシー。
なのでその間を取った形になった。
リヤディレイラー単体で326g
もともとのRD-M310は311g
新しいものよりコンパクトなので軽量なんだろう。
シフターはシマノSL-M6000
シフター単体で150g
もともとのレバーはブレーキと一緒になってるデュアルコントロールタイプだったが、こっちの方が見た目がすっきりしてる。
カセットスプロケットはCS-HG50-10 11-36T
数ある10速のスプロケットの中からワイドレシオのこちらを選択。
いずれBBをホローテック化+フロントシングル化を企てているのでリヤの変速のみで柔軟に対応できるように、と。
CS単体で378g
ホイールに組み付けてみるとなかなか様になる。
チェーンはシマノCN-HG54 10s対応
こちらは向きの指定があった。
この間のは間違ったかなと思ってたけど、この指定は無かったから結果的に間違ってなかったか。
それでは部品を組み付けていく。
ディレイラー、シフター、ホイール+タイヤ、ブレーキシューと順調にいって
一つトラブル発生。
いずれハンドルも交換かなということで、右のブレーキレバーをケチって買わなかった。
もともとのデュアルレバーをブレーキレバーとして使い、その横に今回買ったシフターを並べて付ければいいやと思ってたら、ハンドルバーの細くなってる範囲が足りなくて作戦失敗。
急遽折りたたみの方から借用することに。
それでブレーキの調整、ディレイラーの調整と初めてのことだったがなんとかできた。
ディレイラーの調整はネット上の諸先輩型の情報も結構見たが、最終的にはシマノのマニュアル通りにやるのが一番うまくいった。さすが世界のシマノ。
シートポストを付ける前に、抜く時違和感のあった内側を見るとバリが立っていた。
これをペーパーがけしてならしておく。
そんなこんなでひとまず完成。
我が家へやってきた時には無惨な姿であったが息を吹き返したようだ。
とりあえず整備して乗ってみる、というよりはオーバーホールやレストアに近い風情となってしまったが。
車重はこの状態(ペダル、スタンド込み)で12kgであった。
やはり結構な重さになってしまった。
とりあえずここまでの費用をまとめてみる。
ベース車体 ¥6700
リヤホイール Cycledesign ¥9163
タイヤ SERFAS VIDA HYBRID 700x32C ¥2711 x2
チューブ TIOGA ¥673 x2
リヤディレイラー シマノRD-M6000-SGS ¥6314
シフター シマノSL-M6000 ¥2836
カセットスプロケット シマノCS-HG50-10 11-36T ¥3673
カセットのスペーサー t:1mm ¥280
チェーン シマノCN-HG54 ¥2162
ミッシングリンク KMC ¥985 (2組セットなので¥493として計算)
ブレーキシュー 2ペア ¥660
リムテープ シュワルベ ¥300 (要らなかったけど他に使う予定もないので)
合計 ¥39349
よ、4まんえん。
ベンチマークとして
GIANT ESCAPE R3 は11kg未満 5万円台
GIANT CROSTER は10kg未満 6万円台
GIOS MISTRAL は約11kg 5万円台
リヤ10速の優位性があるとはいえ
このへんのベストセラーモデルと比較するとやはり見劣りする感が否めない。
カスタムを楽しむことやそれによって得られる教訓や経験に価値があるので単純にコストと性能での比較はできないのだが。
そんなことばかり言っていてもしょうがないのでとりあえず乗ってみよう。